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としまビジネスサポートセンター

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起業家紹介:株式会社ヒーリングエッセンス 小木曽 隆子(おぎそ たかこ)さん

 

「植物の香りを”悲しみを乗り越える”きっかけに」

 

 

「グリーフ(Grief)」という言葉をご存知でしょうか。

 

グリーフは

家族など大切な存在の死による悲しみや、迫りくる自分や家族の死へのおそれ、

病気の苦しみ、離婚といった環境の変化などによる悲しみのことで、

日本では“グリーフケア”の言葉とともに

少しずつ社会に広がってきました。

 

 

こうした“グリーフ”のときに

植物がもつ自然な香りの活用を提案したいと

豊島区を拠点に活動する女性がいます。

 

 

小木曽 隆子(おぎそ・たかこ)さん。

有機農産物や無添加食材・雑貨などを取り扱う

流通企業で17年勤めたのち、

「ヒーリングエッセンス」を開業。

植物がもつエネルギーを最大限に活かした

オリジナルのグリーフ向け製品を開発しました。

 

 

そのひとつが「グリーフリリーフアロマミスト」です。

心安らぐカモミールローマンやラベンダーをあわせた

やさしい香りの「光」や、

日本人に親しみやすいユズとヒノキが香る「和灯(わび)」は

どれもが自然の中を歩いているようにほのかであたたかみのある香り。

子育て中の方やビジネスマン、医療機関でのケアにも用いられ

幅広い世代の人に癒しを届けています。

 

 

 

自分を助けてくれた「植物のエネルギー」に可能性を感じて

 

ふんわりとした優しい雰囲気が印象的な小木曽さんですが

「ヒーリングエッセンス」の立ち上げを思い立ったときは

無我夢中で一直線に突き進んだそう。

その背中を押してくれたのは

小木曽さん自身がご家族を亡くしたときに

グリーフ向けの香りで支えられた経験でした。

 

 

「家族が亡くなったあと

寂しさでひきこもる時期があり、

それはまるで真っ暗な闇の中をさまようかのようでした。

そのときにイギリスにいる友人から

グリーフ向けのアロマ製品が届いたのです。

箱を開けた瞬間から香りがして、はっ‥として

贈ってくれた人の気持ちとともにその香りにとっても癒されました。

調べてみるとグリーフ向けの製品はありますが

まだまだ日本の社会には浸透していません。

そのときから、このようなものがあれば

悲しみを「言葉にする機会がない」「言葉に表現できない、したくない」方を含めて

人々が試練を乗り越える一助になるのではと

想いをもつようになりました。」

 

 

 

ビジサポに支えられ“真っ向勝負”の製品づくりを

 

しかし、流通業界で営業や広報など

さまざまな現場を経験してきたとはいえ

起業は小木曽さんにとって未知の世界。

そこでたずねたのが

「としまビジネスサポートセンター(ビジサポ)」でした。

 

 

「ビジサポには何度も通って

会社の形態から福利厚生まで

手とり足とり知識やノウハウを丁寧に教えていただきました。

でも、なにより皆さんが褒め上手で(笑)

ビジサポに行くたびに“頑張れ頑張れ”と

あたたかくエールを送ってくださるのです。

一人で未知の世界にとびこむのはすごく大変でしたが

みなさんが応援してくださったおかげで

自分に自信をもつことができましたね。」

 

 

製品の完成をめざして

“何かにとりつかれたかのように昼夜を問わず没頭した“という小木曽さん。

アロマセラピーの専門家や医療関係者、メーカーなど

たくさんの方に協力してもらいながら

製品開発に力を注ぎました。

 

 

そうして生まれた

「ヒーリングエッセンス」の製品は

植物の香りをしっかりと感じられるように精油をたっぷり加え、

合成香料や合成着色料を使用しないなど

「子どもたちも使える安心安全なものづくり」を

コンセプトにしています。

 

 

「流通の会社にいたときに

アトピーやアレルギーなどで苦しんでいる人たちとご一緒する機会があり、

バリアフリーでどんな人にも安心して使っていただけるものを

合成成分に頼らず、自然な材料だけで真っ向勝負したいと思ったのです。

前の会社では、使う人の立場になって

自然な成分だけで丁寧にものづくりをする人たちの事業が

世の中に優しさを運ぶのをみてきました。

私もそこを学びとして実践していきたいと思っています。」

 

 

 

豊島区の自然環境がものづくりのヒントに

 

 

小木曽さんのものづくりには

生まれ育った豊島区の環境も影響しています。

 

 

「豊島区は雑司ヶ谷霊園や染井霊園、学習院など

緑豊かな環境が残っていますが、

私の製品づくりも近所にある墓地の緑がヒントなのです。

家族を亡くした後、散歩で墓地を歩いていたら

ちょうど芽吹きの春を迎えていて、

木々の若葉や足元に咲くタンポポやスミレなど

季節のうつろいにすごく癒されました。

そのときに

“心のバランス保つために大切なことの一つが

自然の生命や息吹に接することなんだ”と感じたんです。

そこで植物の香りを生活に取り入れることが

心を癒すきっかけになるんじゃないかなと。」

 


長野県木曽地方の木曽ヒノキを使った「木曽ひのきアロマシリーズ」は森の中にいるような深い香り

 

 

物流の世界でみてきた、“もののちから“を

小木曽さんも「ヒーリングエッセンス」を通して実感しています。

 

 

「手ごたえを感じたのは、

ISP池袋ショッピングパークでのイベント販売でした。

家族を亡くした人、職場でストレスを感じる人、育児疲れに悩む人など

いろんなお客さんが来てくださいました。

なかでも印象的だったのは

20代ぐらいの男性がお話しているうちに“毎日がしんどいんです”と

グリーフリリーフアロマミストを

“良い香りですね、お守りになりますね”と手にとってくれたことです。

そのとき、ものの力が人を支えるきっかけをつくることができる、

私の事業が社会に優しさを届けて始めていると

肌で感じることができました。」

 

 

 

さまざまな「癒しのエッセンス」を社会に発信したい

 

お客さんと接点をもつことで視野が広がった、と話す小木曽さん。

最近はアロマとともに、

医師を招いて更年期についての講演会を企画したりと

さまざまな活動も取り組んでいます。

 

 

「『ヒーリングエッセンス』は、

“癒しの本質を考えていきたい“という思いをこめて名づけました。

アロマは嗅覚ですが、聴覚、視覚、

さまざまな癒しの可能性があります。

辛いときは人に話を聴いてもらうのはもちろん、

あらゆる手段を借りればいいと思うのです。

いろんなエッセンスが繋がって安らぎを社会に広めていけるように

発信していきたいです。」

 

 

あれもやってみたい、こんなことができないか、と

インタビュー中も

次々とアイディアを話してくださった小木曽さん。

 

人の心に寄り添う癒しを届けたいという情熱が

次はどんな形になるのでしょう。

さらなる癒しの広がりを

わくわくしながら応援しています!

 

 

(インタビュアー・記事制作:島 永吏子

 

 

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・創業時の立上げサポート(特定創業支援認定)

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・サクラーヌbiz ISPチャレンジ出店

 

としまビジネスサポートセンターは、小木曽さんのチャレンジをこれからも応援し続けます。

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