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としまビジネスサポートセンター

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‘起業家紹介’ カテゴリーのアーカイブ

としまビジサポ「売上拡大チャレンジ日誌」

2019年6月26日 水曜日

ビジネスコーディネーター&売上拡大請負人の原です。

 

先日は豊島区長崎の居酒屋「串漁港(くしみなと)」の高田さんが

お越しになりました!!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

1ヶ月前に初めてお会いした時に

圧倒的な強みに気づきました!

 

それから複数回、ディスカッションしながら

その強みを地域の人に知ってもらえる方法を考え、

この日はブログ・SNS活用のサポート!

これからがとても楽しみです。

 

皆さまの今ある強みに気づき、

売上が上がる具体的な知恵出しをさせていただきますので、

一緒にチャレンジしましょう!

 

としまビジネスサポートセンターが一丸となって応援します!

としまビジサポ「売上拡大チャレンジ日誌」

2019年6月18日 火曜日

ビジネスコーディネーター&売上拡大請負人の原です。

先日はボードゲームカフェ「ASOBAKO」の奥村さん
お越しになりました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボードゲーム、と聞いてオセロや将棋と考える人はもう古い!?

日本人の小学5年生がオセロの世界チャンピオンになったニュースが
去年ありました。

ボードゲームの代表格はメジャーなゲームがまだ占めていますが、
日本でも、海外でも、どんどん新しいゲームが開発されていて
今とっても熱い分野なんです!

この日は、奥村さんの創業時の思いを具現化するディスカッション!

「ボードゲームは遊びか?教育か?」

まずは一歩から。
今までにない取組みに向けて、一緒にチャレンジしています!

としまビジネスサポートセンターがこれからも一丸となって応援します!

としまビジサポ「売上拡大チャレンジ日誌」

2019年5月24日 金曜日

ビジネスコーディネーター&売上拡大請負人の原です。

 

先日はみゅーじんぐらんどの今村さんが

お越しになりました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(写真一番右が今村さん)

 

東京藝術大学音楽学部を卒業され、今は大学で教鞭を取りつつ、

音楽教室を開かれています。

 

音楽を通して多彩なことをやってこられましたが、

子供が音楽にもっと触れられるようになる取組みを

長年あたためてこられました。

 

それがとってもおもしろいんです!

 

世に出していく前に権利関係を整理するため

この日は弁理士の横田先生(写真左)・太田先生(写真中央左)にお越しいただきました。

 

今日の意見交換では、今村さんの隠れたセールスポイントをさらに発見!

この取組みはものすごいチャレンジになりそうです!!

 

としまビジネスサポートセンターがこれからも一丸となって応援します!

としまビジサポ「売上拡大チャレンジ日誌」

2019年5月10日 金曜日

ビジネスコーディネーター&売上拡大請負人の原です。

 

先日はオーガニックスタイルジャパンの鈴木さんが

お越しになりました!!

 

 

 

 

 

 

お肌のトラブルに悩んで悩んで、とうとう自分で化粧水を作っちゃったスゴイ人です!

その「アロエのチカラ」は

使っている原料も自分で訪ねて歩いて探し出したコダワリ!

ボトルもビンにして、徹底して化学成分を排除してます。

 

もっともっとこの製品を広めて、

乾燥肌など肌トラブルに悩む人が毎日をもっと楽しめるようにしていきます!!

 

思いが一杯詰まったこの製品を

どのようにもっと知ってもらうかをディスカッション!

デザインの専門家も交えて今後の戦略を明確にしていきました!

 

としまビジネスサポートセンターがこれからも一丸となって応援します!

としまビジサポ「売上拡大チャレンジ日誌」

2019年4月26日 金曜日

ビジネスコーディネーター&売上拡大請負人の原です。

 

先日は帽子の製造を手掛けるhari-intのチェさん

お越しになりました!!

 

 

 

 

 

 

特長ある製品を手掛けるチェさん。

ディスカッションの中でその特長が一番活かせる分野がわかり

そこへ向けて新たなチャレンジ中です!!

 

この日は数ある事業の中で、変化が起こっている一つの事業について

他の相談員も交えて今後の戦略をディスカッション。

あっという間の1時間! 盛り上がりました!

 

としまビジネスサポートセンターがこれからも一丸となって応援します!

 

 

としまビジサポ「売上拡大チャレンジ日誌」

2019年4月17日 水曜日

ビジネスコーディネーター&売上拡大請負人の原です。

 

先日は保育・子育てアドバイザー上野里江さんに

お越しいただきました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

初めてお会いしたのは1年前。

当センターの起業塾に参加して起業をじっくり考えたものの、

「起業するイメージがイマイチつかめない」とお越しになりました。

 

お話を聞いた時はビックリ!圧倒的なオリジナリティ!!

『これは十分ビジネスになりますよ!』

方向性を決めてじっくり意見交換を重ねてきました。

 

方向が決まったことで色々な所とご縁もでき、

保育業界のアドバイザーとして大活躍中!

 

この日はママ向けのサポートを意見交換しました。

今後の展開も楽しみです♪

としまビジネスサポートセンターが一丸となって応援します!

 

女性起業家交流会パネリストのご紹介

2019年1月7日 月曜日

国内外で日本のおもてなしの心を伝える女性起業家

 

1月19日(土)の女性起業家交流会にご登壇いただく、㈱茶禅 代表取締役の竹田理絵さんをご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【プロフィール】

祖父が掛け軸職人、母が茶道師範の家に生まれ、茶道を習得。

日本IBMを経て、茶道を中心に日本の伝統文化の素晴らしさを伝えたいと茶禅を創設。

ウォールストリートジャーナルなど、国内外のメディアから注目される。

茶道歴30年以上、延べ生徒数は5,000名を超える。

パリの凱旋門やNYのタイムズスクエアでお茶会を開くという、ユニークな形で茶道を世界中に広める。

2015年、銀座に体験型のお茶室をオープン。本格的で本物、それでいて敷居を低くした茶道体験を展開。

 

 

【自分の輝かし方を模索されているみなさんへ】

過去と他人は変えることはできませんが、未来と自分は変えることが出来ます。

是非、未来に大きな夢をもって、ご自分を更に輝かせていただければと思います。

 

◆女性起業家交流会の詳細・お申込みはこちら
http://toshima-biz.com/08_sho_eve.html#310119_koryu

◆株式会社茶禅ホームページ
http://www.chazen-co.jp/

起業家紹介:一般社団法人日本アイスボックスクッキー協会 代表理事 真貝 美和子(しんかい・みわこ)さん

2018年11月8日 木曜日

 

みんなを笑顔に!

 

「アイスボックスクッキー」の楽しさを届けたい

 

 

 

 一般社団法人Jibca 日本アイスボックスクッキー協会

 

  代表理事 真貝 美和子(しんかい・みわこ)さん

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

「かわいい!!!」

 

見たとたん、誰もが笑顔になる

おもちゃ箱から飛び出したような楽しいお菓子、

「アイスボックスクッキー」。

 

その魅力を広めたいと

豊島区を拠点に活動しているのが、

真貝 美和子さんです。

 

 

 

 

 

真貝さんは

自宅やカルチャースクールで

アイスボックスクッキー教室を開いていましたが

2年前、インストラクターを育てたいと

「一般社団法人 日本アイスボックスクッキー協会」を設立。

さらに、より多くの人がクッキーづくりを楽しめるように

この夏には池袋で工房も構えました。

 

 

 

 

 

 

「どうぞ、めしあがってくださいね。」

 

クッキーと紅茶をふるまってくださる真貝さん。

時間がゆったりと流れるような

おっとりとした雰囲気の方だなぁ…と思ったのも、つかの間。

起業までのお話を伺っていると

真貝さんのスピーディーで行動力抜群な素顔がみえてきました!

 

 

 

 

「こんなのを作ってみたい」で、すぐ行動!

 

 

 

「もともとは洋菓子メーカーで商品開発を担当していて、

結婚して専業主婦になりましたが

お菓子作りが好きでよく作っていました。

ある日ふっと、金太郎飴みたいに

“切った断面に模様が出るクッキー”を作ってみたいな、と思って。

でも、当時はまだ誰も作っていなくて

どうやったらいいのか分からなかったんです。」

 

 

 

 

 

 

 

アイスボックスクッキーは、

棒状に整えた生地を冷蔵庫で冷やし固めて一枚ずつ切って焼く

アメリカ生まれのお菓子。

市松模様やうず巻き模様などシンプルなデザインが定番で

当時、絵柄をつくる製法はありませんでした。

 

何とかして作れないかと考えた真貝さん。

そこで注目したのが、「日本の食の技」でした。

 

 

 

 

日本の技がヒント!進化したアイスボックスクッキー

 

 

「本屋をぶらぶらしていたら飾り巻き寿司の本を見つけて

この作り方ならクッキーができるんじゃないか!とひらめいたんです。

すぐに飾り巻きずしを習いに行って

講師の資格を取得するぐらい一生懸命学びました。

そこから、飾り巻き寿司の作り方を応用した

“巻きす”を使うアイスボックスクッキーを考えたんです。」

 

 

 

「クッキー用に10㎝くらいの小さい“巻きす“を特別に作って、

柄を組み立てたクッキー生地をお寿司のようにキュッとしめます。

コロコロ転がして作るよりも綺麗にできて柄のクオリティが上がりますし、

大きさも安定して、丸いものはより丸く、どこを切っても同じ太さになるんです。

巻きすを使うのは、世界でもたった一つの作り方でしょうね(笑)」

 

アメリカ生まれの製法に

日本の技と真貝さん斬新な発想が加わり、

美しく華やかに絵柄が出る

進化したアイスボックスクッキーに。

 

 

 

 

 

 

色とりどりの生地をこねる楽しさ。

頭をひねりながら生地を組み立て模様ができていく面白さ。

出来上がった生地から絵柄が現れた瞬間の嬉しさ。

 

真貝さんのアイスボックスクッキーづくりは大好評で

教室には20代~70代と幅広い年齢の方が学びにきました。

「自分も作り方を教えたい」と料理教室の先生も訪れるようになり、

真貝さんは、さらに一歩踏み出そうと決心します。

 

「今までにないものを作ったという自信があったので

“このクッキーを世の中に出したい!”と思いました。

そこで、アイスボックスクッキーを教えられる人が増えれば

もっと多くの人に伝えられるんじゃないか、と

アイスボックスクッキーの協会を立ち上げることにしたんです。」

 

 

 

アイスボックスクッキーを広めたい!走り続ける日々

 

 

 

思ったらすぐに行動!の真貝さんは、

その後「日本アイスボックスクッキー協会」を設立。

さらに、教える機会を増やしたいと

池袋で新しい教室を構える準備も進めました。

 

「ちょうど子供の受験と重なっていましたが、

子供は勉強、私は仕事で一緒に頑張ろうと思いました。

起業して1年間くらいは全然ベッドで寝ていない日々でしたが、

私はついグダグダしてしまうので

自分を追い込んだほうが動けるんですよね(笑)

大変なときもありましたが

今を乗り越えれば良くなる、と言い聞かせて夢中になりました。

新しいアトリエもテキストづくりをしながら場所を探したり

内装を自分でペンキを塗って作ったり…

全然落ち着くことがなかったです(笑)」

 

 

 

駆けぬけるために、ビジサポで不安をゼロに。

 

 

 

また、大変だったのが

経営に欠かせない税金や雇用などに関する知識や手続き。

真貝さんにとって初めてのことばかりで不安もありましたが、

としまビジサポの個別相談が心強い味方となりました。

 

「税務関係や雇用に関する知識がなかったので

ビジサポを利用したのですが、

プロが最善の方法を教えてくださり

漠然としていたこともスッキリして安心しました。

また、豊島区の「女性のための起業塾」にも参加しました。

経営するなかでつまずいたときも

“先生がこんなことをおっしゃっていたな”と資料を見直せましたし、

そこで知り合った人とつながれたことも良かったですね。

業種は違ってもやることは同じ。

上を目指す方の話を聴くのはすごくためになりました。」

 

 

 

 

アイスボックスクッキーでたくさんの笑顔をつなげたい

 

 


 

 

 

起業して2年がたち経営も軌道に乗っていますが、

真貝さんのスピードと行動力は今も変わりません。

 

「みなさんがどんどん“ほかの絵柄もつくりたい”と言ってくださるので、

つねに新しい絵柄を考えています。

また遠くにお住まいの方、子育てや介護でなかなか出かけられない方も

おうちで作れるように動画講座を作ったり、

今はクッキーをプレゼントとして贈れるよう販売の準備も進めています!」

 

 

そのパワー!いったいどこからわいてくるのでしょう?

真貝さんに尋ねると、こんな答えが返ってきました。

 

「アイスボックスクッキーを広めたい思い、

それから家族への感謝ですね。

 

こうして好きなことをずっとできているのは

家族みんなが理解して協力してくれているからだということを

常に忘れないようにしています。

この思いがあれば、辛い時も乗り越えられるんですよ。」

 

前に進み続ける真貝さんの原動力は

クッキーへの情熱と

あたたかいご家族の応援だったんですね。

 

作る人も食べる人も笑顔になる、アイスボックスクッキー。

これからますますたくさんの人に喜びを届けてくれそうです!

 

 

 

 

 

起業する人へ一言アドバイス

 

「まず、始めてみよう!」

 

 

じっくり考えてから、準備してから、と思わずに

とにかく始めてみるのがオススメです。

やってみたら後にひけなくなるので、

もう向かっていくのみ、になりますよ(笑)

 

 

<としまビジネスサポートセンターご利用内容>

・「女性のための起業塾」への参加

・税務・労務サポート(個別相談)

 

としまビジサポは、真貝さんのチャレンジをこれからも応援し続けます!

 

 

(インタビュアー・記事制作/島 永吏子

 

 

起業家紹介:Tokyo Edit 大住 奈保子(おおすみ・なほこ)さん

2018年10月11日 木曜日

 

読み手に寄り添い、心動かす言葉を届けたい

 

 

   「Tokyo Edit」大住 奈保子(おおすみ・なほこ)さん

 

 

 

 

今回のインタビューは、

豊島区でコンテンツ制作会社を経営しながら

編集者・ライターとしても活動する女性。

取材のプロへの取材とあって、ドキドキしていると……。

 

「今日は来てくださって、ありがとうございます!」

 

 

 

にこやかに出迎えてくださった、大住奈保子さん。

一瞬で緊張がほどけました!

大住さんは金融・経済系コンテンツの企画・制作を中心に事業を展開する

「株式会社Tokyo Edit」の代表をつとめています。

 

 

大住さんは

企業のオウンドメディア運営や

PRコンテンツの設計を手がけるかたわら、

ご自身も編集者・ライターとして活動。

書籍や雑誌、Webサイトなど、さまざまな媒体へ寄稿しています。

 

 


大住さんが寄稿した情報誌や金融・経済書籍。幅広いジャンルで活動している。

 

 

 

 

「枠組みにとらわれず、いろんなことをやってみたかったんです。

文章を書くときは、“わかりやすく”を一番大切にしています。

ストーリーの流れや言葉のチョイス、文字の間隔や改行、画像の位置。

細部まで工夫を凝らして初めて、ストレスなく読める文章になると思っています」

 

 

仕事にかける思いを話しはじめると、とたんに凛とした表情になる大住さん。

「書くこと」は子どもの頃からいつもそばにある、大切なものでした。

 

 

 

 

 

 

「書くと伝わる」経験が仕事選びの原点に

 

 

「私は昔からしゃべるのが苦手でした。

それもあって、周りから誤解されることが多くて。

自分の気持ちをうまく伝えられないことに、ずっとコンプレックスがありました。

 

でも、口ではいくらがんばっても伝わらないことが、書くと難なく伝えられたんです。

それに味をしめて、好きな人に引かれるほど長いラブレターを渡したりもしていました(笑)。

学級新聞や卒業文集をつくるのも好きで、

普段はおとなしいのに、そういうときだけ張り切る子でしたね」

 

大学卒業後、“書くことを仕事にしたい”と思った大住さんは、

京都の編集プロダクションに所属。

日々の業務に取り組みながらいくつもの出版社に営業をかけ、

ライターとしての道を切り拓いていきました。

 

 

 

 

 

 

 

口座残高数千円!

 

資金繰りに悩んだフリーランス時代

 

 

“体当たり営業”でなんとか経験を積み、1年後には出版社に就職。

編集者として数々の企画に携わりますが、次第に独立したいと考えはじめます。

 

もっと身軽に、いろんなことに挑戦できたらいいなと思ったんです。

フリーランスなら今日決めたことを、明日すぐ行動に移せる。

自信はまったくありませんでしたが、

不安よりも“今すぐやりたい!”という気持ちのほうが勝ちましたね」

 

2015年にフリーランスの編集者・ライターとして独立。

ライターのほか、デザイナー、カメラマンなどを擁する

クリエイターチーム「Tokyo Edit」を立ち上げます。

しかし、当初は運営がうまく行かず、悩む日々が続きました。

 

「一番苦労したのは、資金繰りです。

とにかくいろんなことに挑戦したいという気持ちが先立ち、

しっかりとした収支計画も立てずに、無謀な投資を続けてしまったんです。

わずかだった手元の資金は、みるみるうちに減っていきました。

 

ついには口座残高が数千円になり、日雇いのアルバイトをしたことも。

日中はアルバイト、帰ってからは深夜まで原稿書きという生活を続けた結果、

げっそりとやせこけて体調まで崩してしまいました。

 

苦い経験ではありますが、自分で決めたんだと思えば

不思議とツラくはありませんでしたね」

 

壁にぶつかりながらも進み続けた大住さん。

独立から2年が経つころには関わるスタッフの人数も増え、

スタッフが働きやすい環境づくりや

事業の基盤をさらに固める法人化を考えるようになります。

 

そこで訪ねたのが、豊島区の「ビジネスサポートセンター」でした。

大住さんはおよそ半年間、

専事業計画書の書き方から税金・社会保険の知識、

ブランディングの仕方、

また資金計画の具体的な資金調達先や効率的な借り入れ方法まで

専門家に一から教わりました。

さらに豊島区の「女性のための起業塾」にも参加し

事業に必要な人脈をつくるサポートも受けます。

 

そして2017年、

「株式会社Tokyo Edit」として豊島区内に事務所を開設。

1期目の現在は、事業を軌道に乗せるために奮闘しています。

 

 

 

 

起業しても、1人きりでがんばらなくていい

 

 

フリーランスから株式会社の代表になった大住さん。

新しい目標に向けて、前進を続けます。

 

 

「今は独自のコンテンツ解析ツールを開発するべく、準備を進めています。

“たぶんこんな企画がウケるだろう”という感覚だけに頼っていては、

読み手にとってもお客様にとってもよいコンテンツにはなりません。

ツールによって読者の動きを正確に把握し、

“読み手本位”の姿勢をさらに追求したいと考えています。

 

同時に、貯蓄や節約、ローンや投資などの

金融の基礎知識を配信するメディアも開設したいと考えています。

正しいお金の知識があれば、高給取りでなくても資産家でなくても、

大事な人を守りながら、幸せな人生を過ごせるはずです。

高齢化が進む今だからこそ、わかりやすい金融・経済の情報を発信することで

笑顔で長生きする人を増やせればと思っています」

 

法人化してから、周りの人のありがたさを

より強く感じるようになったという大住さん。

ビジサポ主催の起業塾で出会った仲間をはじめ、

経営者とのネットワークもおのずと広がっていきました。

 

「現在1期目なのでまだまだこれからですが、

勇気を出して一歩踏み出せば、手を差し伸べてくれる人は

たくさんいるんだと気づきました。

今思い出しても顔から火が出そうな失敗もたくさんしましたが、

厳しくもあたたかい方々のご指導でなんとか乗り切ってきました。

 

起業するんだから、どんなことも1人でがんばらなきゃ

いけないなんていうことはない。

まずは出会う人、出会う人に

“こんな事業がやりたい”と熱く語るところからはじめてみてください。

その思いに共感する人の輪がチームになり、起業を後押ししてくれると思います」

 

とことん読み手に寄り添いながら

新しいことにも積極的に挑戦する大住さん。

起業は大変さもあるけれど、

それ以上に楽しさもやりがいも、生きぬいている感覚もある。

大住さんの姿から

自分の「やってみたい!」に素直に従ってみよう、と

勇気をもらいました!

 

「Tokyo Edit」のこれからに乞うご期待です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起業する人へ一言

 

「早めに事業計画を立てておこう!」

 

 

起業を考えはじめたらすぐに、事業計画書をつくってみましょう。

最初はビジネスモデルと大まかな収支計画くらいの

簡単なものでも構いません。

 

具体的な数値に落とし込むことで、始めようとしている事業の収益性や

これから進むべき方向が自然と見えてきます。

としまビジサポでも、事業計画書の書き方を教えてもらえますので、

ぜひ利用してみてください。

 

起業間近になったら、細かい資金繰りの計画も立てましょう。

資金が不足すると、気持ちが焦って

冷静な判断ができなくなります(体験談)。

ここまで準備すれば、あとは思い切って起業するだけ。

山あり谷ありだけど、最高に楽しい世界が待っていますよ!

 

 

 

<としまビジネスサポートセンターご利用内容>

・女性のための起業塾への参加
・創業時の立上げサポート(特定創業支援認定)

としまビジサポは、大住さんのチャレンジをこれからも応援し続けます!

 

 

(インタビュアー・記事制作/島 永吏子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

起業家紹介:Otavert 緑川 涼佳 さん

2018年5月2日 水曜日

食の楽しさを伝え、日本の食をより知的に美しく

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の顔、アスパラガスとカツオのあっさり南蛮漬け。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色あざやかな、桜えびとそら豆の春色ごはん。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご飯がすすむ、うどと豚肉の照り焼きロール。

 

 

 

 

どれも凝った料理にみえますが、

実は調理科学を活かして手間を省いた簡単料理ばかり。

しかも、美味しい・ヘルシー・美しい!

嬉しいづくしのメニューです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考案したのは、

この春「Otavert(おたべーる)」を開業した、

管理栄養士の緑川涼佳(みどりかわ・さやか)さん。

「お嬢様レシピの会」と名づけた料理教室を

池袋で開いています。

 

 

 

 

「お嬢様レシピは

すべての女性にお嬢様でいてほしい、

女性の力になりたい、という思いをこめた

“料理をあまりしない”“美味しいものじゃないと満足しない”

お嬢様も喜ぶレシピです(笑)

仕事や家事、育児で忙しい女性が

一分一秒でも台所にいる時間を短くして

自分の時間を楽しんでもらえるような料理を提案しています!」

 

 

 

食の知識をもった“知的美人“を増やしたい

 

料理教室の人気の秘密はレシピだけではありません。

それは

参加者は“作らなくていい”料理教室ということ。

緑川さんの手際の良い調理をじっくり見ながら

質問をしたり、ときには参加者同士の話で盛り上がったり。

のびのびとしたスタイルは気軽に参加しやすいと

料理が苦手な人や三食作るのが日課のママさんからも好評です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「知らなかった!」「これならできそう!」キッチンに笑顔と感嘆の声があふれます。

 

 

 

 

 

「極論、(習ったレシピを)作らなくてもいいんです。

ここで食べて、おしゃべりして

食の楽しさや面白さを知ってもらって、

それが食への意識が高まるきっかけになればいいと思っています。

メディアで“これがいい”と言われたらスーパーに走るのではなく、

一人一人が知識をもって、

自分の意志で食を選びとれる。

そういう知的さをもった心も体も美しい人を増やしたい。

『日本の食・知的美人化計画』と私は言っているんですが、

お嬢様レシピはそのしかけの一つです。」

 

 

 

 

 

食と人をつなぐ、私らしい新しい働き方をもとめて

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑川さんは大学で栄養学を学び、食品メーカーに就職。

6年間、商品開発などを担当したのち

栄養士や調理師を養成する専門学校に転職します。

 

 

 

 

「専門学校では

学生と食品メーカーなどの企業をつないで

商品やレシピの開発をしました。

みんなで一緒にひとつのものをつくりあげるのは

アイディアがどんどん広がって、すごく楽しくて。

私はたくさんの人と関わるのが好きなんだと改めて気づきました。

また、そのなかで農家さんとも関わるようになり

私はそうした“食に関わる人の想い”と

味や香りや料理などの“食の多様性”をつないで

食の魅力を伝える架け橋になりたいと思ったんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私らしい働き方、

新しい管理栄養士の働き方を開拓したい。

 

 

 

 

「Otavert」をたちあげた緑川さんは

国内外の食材を使ったレシピ考案、食品の表示作成指導のほか、

生産農家とコミュニケーションをとりながら

農産物をPRするお手伝いもしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「農業体験に来た親子向けに

その土地でとれた農産物を使ったレシピを考えたり、

販売所にレシピを置いてもらったりしています。

レシピは、いかにその食材の良さを生かし、

その土地を世界に発信できるか。

そして、どうしたら

”食に関わる人の想い”を伝えられるかを大切にしています。

そこに食材の彩りや香り、栄養素、料理といった

“食の多様性”を活かして、

どこから切っても面白い多角的な切り口になるように

ものすごく考えます。」

 

 

 

 

 

日本に住むすべての人を健康にしたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食には人を幸せにする力がある。

 

 

 

緑川さんは

食を通じて笑顔で暮らす人が増えてほしいといいます。

 

 

 

 

「地方にはまだ知られていない魅力的な食材がたくさんあります。

私は一か所に落ち着いていられない性格なので(笑)

全国各地をまわり、

その土地の食べ物でレシピや商品を考えて

まちおこしのお手伝いができたらいいですね。

そして私の人生のテーマ、

“日本に住むすべての人を健康にする”を

実現したいと思っています!」

 

 

 

起業する方へ一言アドバイス

◆人生は一度きり!

「私は岩手出身で、震災で友達をなくした経験から

“人生は一度きり”と、思ったことはチャレンジしています。

後悔はしたくない、うまくいかなかったらやり直せばいい、

という思いで進んでいます。」

 

 

 

 

(インタビュー・記事:島 永吏子

<としまビジネスサポートセンターご利用内容>

・女性のための起業塾への参加

・としまスタートアップオフィス入居

としまビジサポは、緑川さんのチャレンジをこれからも応援し続けます。

 

 

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